2021年03月12日

URG-Iのリコイルオミットとその影響

「とにかく当たる銃が欲しい」という動機で導入した最新新品のURG-I。
当然リコイルは邪魔者でしかない。

ということで早速除去作業。

難しいことは何もない。ストックパイプの後端のネジを外し、バネとオモリを抜いて蓋を戻すだけ。

但し、ホームセンターで売られていた写真のようなマイナスドライバーは刃の厚みがありすぎて溝にはまらない。
URG-Iのリコイルオミットとその影響


そこで100均のスチール定規を万力に咥えてドライバー代わりにする。
URG-Iのリコイルオミットとその影響

昔の次世代M4はこのネジがネジロック剤か何かで固定されていたらしく、「バーナーやドライヤーで温めてから回せ」等という記述も見られた。
実際、最初に入手したSOPMODは硬くてヒートガンで温めて外した記憶がある。
が、今回は実にすんなりと回ってしまった。メーカーもユーザーの多くがこのネジを外すことを知っているのだろうか。

後は中からオモリとスプリングが出てくるので、抜いて蓋を元通りに締める。
URG-Iのリコイルオミットとその影響


重量感を残したければ先にスプリングを入れてからオモリを戻すという手もあるらしい。

ネットでは「このままではスプリングガイドが動きやすくなって故障の可能性がある」等という説もあるようだが、私は過去3本の次世代M4でこの施工をしているが、特に故障したり不安定になったものはない。まあ、専用のスプリングガイドに入れ替えるのも楽しいだろうが。


というわけで、弾速と連射速度の計測。

URG-Iのリコイルオミットとその影響

はい、連射速度が16.2/秒から18.1/秒に上がりましたね。

また、初速はちょっとだけ下がりました。
オモリをピストンにスプリングで押し付けていた=ピストンスプリングを強くしていた
と考えれば、ピストンを押す力が弱くなった分初速が下がるというのも納得です。

ただ、初速のばらつきが0.33から0.36と悪化しているのが気になります。
まあ、誤差だとは思いますが。
後は実際に撃ってみて、集弾性がどのように変わるか。
楽しみである。






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